本シンポジウムは、高等教育機関における人材育成や専門職教育に関係する方々及びIR実務に従事する方々を対象として、当該分野における知見の共有を目的とし開催します。
日 時:令和6年3月21日(木)13時30分~16時30分
開催方法:オンライン(Google Meet)
講 演 者:日本大学 文理学部 田中絵里子 准教授
日本大学 文理学部 大川内隆朗 准教授
東京工業大学 企画本部 松本清 マネジメント准教授
東京都立産業技術大学院大学 高度専門職人材教育研究・IRセンター 岡崎浩二 特任准教授
プログラム:
13:30~13:35 開会挨拶(センター長挨拶)
13:35~13:45 学長挨拶
13:45~14:15 日本大学 文理学部 田中 絵里子 准教授による御講演(30分)
「教職課程学生の継続率に関する分析」
14:15~14:45 日本大学 文理学部 大川内隆朗 准教授による御講演(30分)
「LMSのログを利用した学修状況の把握」
(休憩:5分 ※状況に応じて短縮)
14:50~15:35 東京工業大学 企画本部 松本 清 マネジメント准教授による御講演(45分)
「学生調査の棚卸のすすめ―学生の声を適切に収集するために―」
15:35~16:20 東京都立産業技術大学院大学 高度専門職人材教育研究・IRセンター
岡崎 浩二 特任准教授による御講演(45分)
「大学業務(IR及びキャリア支援)における生成AI活用の可能性について」
16:20 ~16:30 閉会挨拶(センター長挨拶)
講演概要:
1 教職課程学生の継続率に関する分析
日本大学は中学・高等学校教諭の就職者数で常に上位を占めており、その多くは文理学部の教職課程を修了しています。本講演では、文理学部の教職課程登録者を対象に、成績・単位修得状況と学生アンケート調査のデータから、教職課程の継続率に関して分析した結果を報告します。
2 LMSのログを利用した学修状況の把握
現在、多くの大学でLMS(Learning Management System)が導入されており、主に講義資料の配布、課題やテストの実施など、授業をより効率的に実施するために利用されています。講演者らは、LMSのログを分析することにより、学習状況の芳しくない学生の把握や、支援するタイミングの検討を行っており、その概要について紹介します。
3 学生調査の棚卸のすすめ―学生の声を適切に収集するために―
学生調査では、入学時から卒業時・卒業後も様々なタイミングで、学生に対してアンケートを実施します。多数のアンケートは、個々で完結するように設計されていることが多く、質問の重複といった課題は学生の負担になり、回答の質を低下させているかもしれません。そこで、学内のアンケート全体を俯瞰して課題を抽出する方法を紹介します。
4 大学業務(IR及びキャリア支援)における生成AI活用の可能性について
「大学業務(IR及びキャリア支援)における生成AI活用の可能性」をテーマに、生成AIの基礎から最新トレンドについて紹介いたします。また、大学業務(特にIRやキャリア支援)への活用方法や利用上の注意点、生成AIが今後の大学業務にどのように影響を与えるかについての展望についてもお話しします。
注意事項:
録画・スクリーンショット・録音、その他これらに類する行為はご遠慮ください。
東京都立産業技術大学院大学(とうきょうとりつさんぎょうぎじゅつだいがくいんだいがく、英語: Advanced Institute of Industrial Technology)は、東京都品川区東大井1丁目10番40号に本部を置く日本の公立大学である。2006年に設置された。大学の略称はAIIT。
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